フライデーズの歴史|T.G.I.フライデーズ
ダラスにオープンしたT.G.I. フライデーズは、ニューヨーク同様、評判を呼び、初年度200万ドルの売上げを達成。T.G.I.Friday'sグループ(ダラス)はT.G.I.Friday's Inc.(ニューヨーク)と合併しました。ダラスオープンから6ヶ月後、スタッフは寸劇、一輪車やスケートなどのパフォーマンスを開始。木曜深夜のカウントダウンもここから始まりました。毎週木曜日には大勢のゲストが集まり、カウントダウンとともに金曜日を迎える。シャンパンとクラッカーで大賑わいの店内は、まるでニューイヤーパーティのような雰囲気でした。
ここで、最後の冬のオリンピックが開催されました
フライデーズの人気ノンアルコールドリンク"フライデーズフリング"と"スムージー"は1983年に誕生しました。「スムージーは、1984年オリンピックにあわせて開発され、"アルコールが好きでないゲストにも注文の幅が広がるように…"という思いから作りました。」と当時の広報担当者。1984年はロサンゼルスオリンピックが開催された年。ゴールドメダリスト、トロピカルランナーといったオリンピックにちなんだ名前の種類もあるスムージーは、20年経った今も、人気メニューとして親しまれています。
トップドッグヴィル、サウスカロライナ
ローデッドポテトスキン、モカマッドパイ、チキンマサラ、フライデーズフリング、スムージー等々、フライデーズならではのフード、ドリンクメニューが次々に開発され、人気商品となっていく中、1992年のRestaurants&Institutions誌の調査で、T.G.I. フライデーズは"メニューの豊富さ名No.1"の店に選ばれます。この年、世界中でT.G.I. フライデーズ従業員はおよそ17,000名、翌1993年にはアメリカ国内243店舗、海外20店舗、従業員数のべ18,000名にまで成長しました。
(子供のためのソンブレロを作成する方法)
1993年のNation's Restaurant Newsによるカールソンカンパニーズ(T.G.I. フライデーズは1975年カールソンカンパニーズの傘下に入る)の紹介記事にはこう書かれています。
「1965年のオープン以来、T.G.I.Friday's®は名前どおり"Thanks Goodness It's Friday's!"を祝ってきた。そして1980年代はマーケットを家族や恋人同士の空間づくりにシフトさせた。」そして現在も、活気のある楽しい雰囲気の中で、ファミリー、カップル、友人同士を中心に、ちょっと洒落た気分を味わう空間として、世界中にフライデーズの輪が広がっているのです。
1994年レストラン業界で25年の経験があるウォーレン・ドゥーリン氏がT.G.I.Friday's, Inc.社長兼最高責任者に指名されました。そしてドゥーリン氏がF&B Businessの表紙を飾り、「レストラン業界25年のベテランが急成長中のレストランのトップに。1970年代のハッピーアワーの考えのもとに80年代のフルサービスの価値観を充分に吸収して成長を遂げている。」と紹介されました。同じ年、ドイツ旧東側にオープンする初めてのレストランとして、T.G.I. フライデーズがベルリンにオープンしています。
1995年に30周年を迎えたT.G.I. フライデーズは、この年の新規オープン8ヵ国を含め、23ヵ国で展開。同年、Success誌ランキングでトップ100フランチャイザーに指名され、さらにRestaurant Business誌によってFriday's Hospitality WorldWide, Inc.は「働きたい職場」の1つに選ばれました。Success誌では翌年にもトップフランチャイザーに指名されています。
1997年に海外100号店がオープン。
1998年12月、T.G.I. フライデーズを展開するアメリカのカールソン・レストランツ・ワールドワイド・インクと、日本の外食企業ワタミフードサービス株式会社が提携し、日本でT.G.I. フライデーズを展開する株式会社ティージーアイ・フライデーズ・ジャパンが誕生しました。そして翌年1999年8月渋谷にT.G.I. フライデーズの日本1号店がオープン、以降首都圏で10店舗を展開。アーリーアメリカンを演出するT.G.I. フライデーズは、着実にファンを増やし続けています。
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