2012年4月1日日曜日

ザ・シンプソンズ - Wikipedia


ザ・シンプソンズ』(原題:The Simpsons)は、マット・グレイニングが創作したアメリカのテレビアニメシリーズ。

アメリカ・FOXテレビで、1989年の放送開始から500話以上が放映されており、アメリカアニメ史上最長寿番組として知られ、2009年には20周年を迎えた。2012年2月19日に第500話目のエピソードが放映された。現在は60か国以上で20か国語に翻訳され、全世界で毎週6000万人以上が視聴している。エミー賞、ピーボディ賞受賞作品。

日本では1992年9月19日にWOWOWにおいて初放映されている。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


ザ・シンプソンズは、FOXテレビのためにマット・グレイニングによって創作されたアメリカのコメディアニメ番組である。アメリカの一般的な中産階級の家庭事情をシンプソン一家に要約して表現されており、それはそのライフスタイルを皮肉ったパロディとなっている。シンプソン一家はホーマーそして妻のマージ、息子のバートと娘のリサとマギーの5人で構成されており、架空の町であるスプリングフィールドに住んでいる設定になっている。そして、彼ら一家を通してアメリカの中流階級(労働者階級)の文化および社会状況を風刺的かつ強調して描き出したものになっている[1]

その原型となるものが、短編アニメとして『シンプソンズ・ショート』という題名でグレイニングとプロデューサーのジェームズ・L・ブルックスらによって作り上げられた。当時、『トレイシー・ウルマン・ショー』という番組を製作していたブルックスから、番組内で放映するために短編アニメを作ってほしいと頼まれたグレイニングは家庭崩壊した一家をテーマとしたアニメを作ることにし、原案を作り上げる際に一家の各登場人物の名前を自分の家族の名前にちなんで名づけていった。ホーマーとマージは両親からそしてリサとマギーは妹達の名前である。だが、自分の名前をキャラクターの名前に入れるのは露骨すぎると考えたグレイニングは「マット」から「バート」に変更して命名した[2]。こうして出来上がった作品は1987年4月19日、『トレイシー・ウルマン・ショー』の番組内にて放送された[3]。その後、この短編アニメは3シーズンにわたり放映され、放送開始当初から好評を博して、30分のアニメ番組へと拡張されて、1992年から1993年にはフォックス・テレビの人気番組ランキングTOP30位内にランク・インした[4]

1989年12月17日の放送開始以来、シリーズはシーズン22となり、これまでに放送されたエピソードは480話を超え、次の第23シーズンが2011年秋に放送される予定である[5]

現在、本作はアメリカで長期間放映されているコメディ・ドラマのひとつであり[6]、そしてアメリカにおいて長期間放映されているアニメ番組でもある[7]。ホーマーの台詞、「D'oh!」は英語の辞書に「いらいらしているときや失望したときに発する言葉」として記載された。また、本作は多くの成人向けコメディアニメに影響を与えた[8]

1話20分で基本的には1話ごと完結。子供向けアニメの体裁だが、残酷描写や性描写がストレートなため、本国アメリカでは大人向けのアニメの位置付けである。政治テーマについてはややリベラルなスタンスだが、例えば銃規制を理想として賞揚する一方で規制が成就すると銃を持ったならず者が跋扈するなど、極力各層の視聴者が楽しめるよう努めている。

劇中の人間関係や各方面に及ぶ社会ネタに対するシニカルな描写が常時繰り返される一方、能天気なオプティミズムと主人公一家の家族愛を根底に据えており、乾いたユーモアをあまりストレスなく楽しませる趣向になっている。

2009年秋、第21シーズンに突入し、テレビ西部劇『ガンスモーク(en:Gunsmoke)』(1955年〜1975年)が保持するアメリカのゴールデンタイム最長放送期間の記録を更新[9]

[編集] 本作の誕生

本作はグレイニングによってジェームズ・L・ブルックスの事務所の休憩室にてそのアイデアが創造された。ブルックスから新しいショートアニメの製作を依頼された彼は、以前制作した『コミック・ストリップ』と『ライフ・イン・ヘル』のキャラクターを使用して新しいアニメの制作を行おうとしたが、著作権における問題を憂慮した彼は新しいキャラクターを作ることにし、キャラクターの名前は自分と彼の家族の名前をとって、家庭崩壊した家族を作り上げた[10][2]

出来上がった作品は1987年4月19日、トレイシー・ウルマン・ショー中で初めて公開された[3]。アニメの制作段階において、グレイニングは簡単なスケッチを描いてそれをアニメーター達に渡していた。彼はアニメーター達がその簡単なスケッチを見栄えのする絵に修正してアニメ化してくれるだろうと考えていた。だが、その絵を修正することなくトレースして制作してしまいそれがそのまま放映されることになった。このショートアニメ時代の極初期のバージョンの絵が粗雑な出来なのはそのことに由来している[2]

1989年、フォックス・テレビにて30分のアニメ番組となることが決定し、アニメ制作チームはそれに合わせて30分のアニメに仕立て上げた。このときの制作チームは現在マルチメディア・エンターティメント・プロダクションのクラスキー・クスポに所属している。また、放送開始の際に、ジェームズ・L・ブルックスは本作の内容についてフォックス・テレビからの干渉を防ぐために、フォックス・テレビが番組内容に干渉しないとの取り決めを結んだ[11]。グレイニングは、本作を作ることによって、これまでに放送されていた彼の言うところの「主流を占めているゴミ」にとって代わるものを聴衆に与えることが最終的な目標であると述べている[12]

こうして1989年12月17日、クリスマス・スペシャル「シンプソン家のクリスマス」がシリーズ第1回作品として初公開された[13]。だが、シーズン1の最後のエピソード「子守のおばちゃま」は最初のノーカットのエピソードだったが、アニメ制作における問題があったために公開は先送りになり1990年5月まで放送されなかった[14]

放送開始後、視聴率ランキングTOP30にランキング入りし、シリーズとしてフォックス・テレビで初のランキング入り作品となった[15]。また、シンプソンズのヒットにより、同時間帯に放送されていたコスビー・ショーがその影響を回避するために、放送時間の変更を行っている[16]

1992年、『トレイシー・ウルマン・ショー』の司会をしていたトレイシー・ウルマンが、彼女の番組が本作のヒットの源だったと主張して、フォックス・テレビに対し訴訟を起こした。法廷において、彼女は本作が得た利益の分配を要求したが、その要求は却下された[17]

本作は放送開始直後から様々な論議を引き起こしており、当時、バートが様々な迷惑行為を起こしても全く罰を受けないところは、一部の保守的な人々や子供を持つ親達に行儀の悪い子供の手本であると挙げられた[18][19]。また、当時アメリカ大統領だったジョージ・H・W・ブッシュは、「我がアメリカ合衆国の家族とは、シンプソンのような家族ではなく、ウォルトン(en:The Waltons)のような家族の強い絆で結ばれたものでなければならない」と述べている[20]。いくつかの公立学校で本作が使用されている製品やTシャツが禁止された[20]。だが、そのような禁止令などが出たにもかかわらず、本作のキャラクターグッズは最初の発売から14か月間で20億USドルを売り上げた[20]

[編集] プロダクション

[編集] 製作総指揮

シリーズ毎のショー・ランナー達

マット・グレイニングとジェームズ・L・ブルックスは全シーズンを通じて製作総指揮をしており、コンサルタントとして番組で様々なものを生み出している。初期の1から4シーズンで監督として番組に関わったサム・サイモンは1993年以降は関わっていないが、現在も番組の製作総指揮の1人としてクレジットされている[21]。また番組の全シーズンの制作管理およびそれらの脚本を担当する筆頭脚本家がおり、彼らショー・ランナー(En)が番組制作で重要な役割を担っている[22]

[編集] 脚本

脚本は16人の脚本家チームによってその制作がなされており、毎年12月の始めになると、彼らによってエピソードの構想が練られている[23]。まず筆頭脚本家が草案を出し、それを各セッションごとにジョークを加えるかまたは削除し、必要な場面などの挿入を行い、そして修正するごとにそれを声優たちに再読してもらい最終的な脚本を作り上げる[24]。この各セッションのリーダーはジョージ・メイヤー(En)が務めており、シーズン1からこの役割を担当している。脚本家のひとりのジョン・ヴィッティ(En)によると、メイヤーの案がエンドクレジットで他の脚本家名が出ることになった場合であっても、彼の出した案が最良であることが多いと述べている[24]。各エピソードの制作期間は6か月を擁し、その関係上最新の時事的なことについては触れないことになっている[25]。だが、オリンピックやスーパーボウルなどの定期的に行われる事柄についてはエピソード内でそれに触れることがある。

本作の脚本家の中で最多の脚本を手がけてきたのはジョン・シュワルツウェルダー(En)であり、60のエピソードを担当している[26]。また、脚本を手がけてきた人物の中で最も有名な人はコナン・オブライエンであり、彼はトークショー『レイト・ナイト・ウィズ・コナン・オブライエン』の司会をデイヴィッド・レターマンから引き継ぐ前に1990年代初めのいくつかのエピソードに関わっていた[27]。また、イギリスのコメディアンのリッキー・ジャーヴェイスはシーズン17のエピソード「en:Homer Simpson, This Is Your Wife」において脚本とゲスト出演の両方を行った最初の有名人となった[28]。同じく脚本家であるセス・ローゲン(En)とエヴァン・ゴールドバーグ(En)は、コメディ映画の「スーパーバッド 童貞ウォーズ(En)」の脚本を担当し、ローゲンは映画内で声だけであるが出演している[29][30][31]

2007年の末、脚本家達は東部アメリカ脚本家組合(En)と共にストライキを行った。脚本家達は1998年以来、この組合に参加していた[32]。このストライキよりシーズン19の23エピソードのうちの1つに何らかのの形で影響している[33]

[編集] 声優

1つの例外を除き、エンドクレジットにはエピソードに登場したキャラクターの声優だけではなく、声だけの出演だった声優名も記載されて出てくる。まだ初期シーズンでは、フォックスと番組制作班は声優らの身元を隠すために写真の公開を避けて録音を行っていた[34]。だが、フォックスはプロデューサーの「声優達もこの番組の制作に関与した栄誉を受け取るべき」との発言を受けて、シーズン2「黄昏」(en:Old Money)において出演声優の名前が明らかにされた[35]。2003年、出演声優達はトーク番組『アクターズ・スタジオ・インタビュー』に登場し、担当しているキャラクターの声を実演した。

本作には6人のメイン声優がいる。ホーマー・シンプソン、エイブラハム・シンプソン、ピエロのクラスティおよび他の大人の男性キャラクターの声はダン・カステラネタが担当している[36]。ジュリー・カブナーはマージ・シンプソンと姉のパティとセルマそして何人かのマイナーな人物の声を担当している[36]。ナンシー・カートライトはバート・シンプソンとラルフ・ウィーガムそして他の子供達の声を担当している[36]。イヤードリー・スミスはたまに挿話的なキャラクターの声を演ずる以外はリサ・シンプソンのみを担当している[36]。また、シンプソンズ一家のキャラクター達の声の担当はしていないが街にいる多くの男性の声を担当している2人の男性声優がいる。ハンク・アザリアはモー・シズラック、ウィーガム署長、アープーなどの声を担当しており、ハリー・シェアラーはバーンズ社長、スミサーズ、スキナー校長、ネッド・フランダース、ラブジョイ牧師、ドクターヒバートの声を担当している[36]。なお、ハリー・シェアラーを除く他のメイン声優らはその秀でた声による演技力により、プライムタイム・エミー賞の「ボイスオーバー・パフォーマンス賞」を獲得している[37]

1998年まで6人のメイン声優には、1エピソードあたり3万ドルの報酬が支払われていた。だが、同年、彼らはフォックスとの賃金について係争となった。そしてフォックスは新しい声優を用意し、声優の入れ替えを行うと彼らに対し脅してきた。この問題についてマット・グレイニングは声優達を支持した[38]。そうしてこの問題は早期に解決となり、声優達に1998年から2004年まで1エピソードにつき125,000ドルの報酬が支払われることとなった。番組の収益は上昇し続け、そして2004年4月、メイン声優らは支払われる報酬を1エピソードあたり36万ドルにするよう要求し、その要求が達成されるまで台本を読むことを停止した[39][40]。このストライキは1か月後に終結し[41]、そして声優達の要求を反映して増額され1エピソードあたり25万ドル[42]から36万ドルまでの間の金額で支払われることとなった[43]。2008年になると、声優達の新たな契約交渉が始まり、声優達は「健全なる昇給」として1エピソードあたり50万ドルまでの報酬を望み、シーズン20の制作が延期されることとなった[43]。そして、この要求も解決し1エピソードあたり40万ドルまで引き上げられた[44]

メイン声優に加えて、パメラ・ヘイデン(En)、トレス・マクニール(En)、マーシャ・ウォレス(En)、マギー・ロズウェル(En)、そしてルシー・テイラー(En)らはキャラクター達の声の補助を行っている[36]。マギー・ロズウェルが本作から離れていた1999年から2002年まで、彼女が担当していたモード・フランダース、ヘレン・ラブジョイ、フーバー先生、ミルハウスの母ルアンの声はマーシャ・ミッズマン・ゲイブン(En)が担当していた。また、カール・ウィーダーゴット(En)は、端役キャラクターの声を担当しているが、不定期に出てくるキャラクター達の声は担当したことは無い[45]。シンプソンにおいて何度か繰り返し登場した特別ゲスト出演者としてはケルシー・グラマー、ジョー・マンテーニャ、ジョン・ロヴィッツ、A・ブルックス、フィル・ハートマン(En)などが挙げられる[46]

エピソードの中で多くの実在する有名人がゲスト出演しており、それは俳優、スポーツマン、作家、バンド、歌手、音楽家、科学者など多岐にわたっている。初期シーズンの頃は、ゲスト出演した大部分の人々は本作のキャラクターのうちの誰かの声を担当することによって出演していたが、しかし、後には彼ら自身が作品内でキャラクターとして登場した。本人として描かれた最初のゲスト出演者はシーズン2のエピソード「ダンシング・ホーマー」において登場したトニー・ベネットである[47]。ちなみにシンプソンズは「最もゲスト出演者の多いテレビシリーズ」としてギネスブックにも登録されている[48]

日本語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語などの言語で吹き替え放送されている。中にはフランス語とケベック・フランス語のような似たような言語でも吹き替えが行われている[49]。また、アラビア語に翻訳されたものが放送されたが、イスラム教の習慣に配慮して、番組の多くのシーンが入れ替えられた。変更されたシーンの一例としてホーマーがビールを飲む代わりにソーダを飲み、また豚肉の入っているホットドッグの代わりにエジプト風ビーフ・ソーセージを食べるなどがある。そういった変更のためアラビア圏のファンから否定的な反応が上がった[50]

[編集] アニメーション

アメリカおよびその他の国の制作スタジオで製作されている。トレイシー・ウルマン・ショー時代はアメリカ国内にあるクラスキー・シスポ(Klasky Csupo)で制作されていた[51]。そして、本格的にシリーズが始まるとその仕事量増加に対処するためにフォックスは韓国にあるいくつかの国際的なスタジオへアニメ生産の下請け契約を交わした[51]。アメリカのアニメスタジオ「フィルム・ローマン」のアニメーター達は絵コンテの作画、新キャラクターのデザイン、背景画、プロップ、そして背景のレイアウトと作画などを行う。それらの作業は海外での作業に引き継がれる前にグレイシー・フィルム(Gracie Films)の脚本家達の作り上げたストーリーに沿って順番に作られていく。そして海外のスタジオへ送られた作品はそこでインクとペイントによる中間的な描画がなされ、アニメーションとなり、3、4か月後にはアメリカのフォックスの元へと送られていく[52]

最初の3シーズンは、クラスキー・シスポによってアメリカ国内で製作されていた。1992年、フィルム・ローマンへ国内生産を移した[53]。それ以来、2008年現在、番組はフィルム・ローマンによってアニメ化されている。

番組がシーズン14に入ると、従来のセル画アニメーションからデジタルインクとペイントを使用するものに切り替えられた[54]。デジタルによる着色は1995年に放送されたシーズン7のエピソード「ミルハウス映画に出演!」にて初めて試みられた。また、シーズン12のエピソード「テニス・ウォーズ ホーマーの逆襲」の制作時にもデジタルインクとペイントが使用されたが、グレイシー・フィルムはそれらの定期的な使用は2シーズン後になるまで控えた[55]

[編集] キャラクター

シンプソン一家はアメリカにある架空の街スプリングフィールドに住む典型的な中産階級の一家である[56]。一家の父であるホーマーはスプリングフィールド原子力発電所の安全検査官をしており、愚鈍で少しおかしいところもあるが冗談好きな性格をしている。また、彼はアメリカにおけるステレオタイプな主婦像を具現化したかのような女性、マージ・シンプソンと結婚している。そして、2人には3人の子供がいる。まずトラブルメーカー歴10年のバート、そして8歳にしては早熟なリサ、あと、おしゃぶりを咥えてめったに会話を試みようとはしないマギー(たまに交信することもある)の3人である。また、一家にはペットもおり、犬のサンタズ・リトルヘルパーと猫のスノーボール2世を飼っている。ペットが主役となったエピソードもいくつかあった。番組は1989年以来延々と続き、番組内様々なイベントが発生してい� ��が、彼ら自身は年は取らない。

番組には様々なキャラクターが登場する。ホーマーの仕事仲間、家族の親類とその友人、バートの学校の教師達や町の有名人にその他の市民などがいる。登場人物の大半はたった1回の番組制作のために冗談で大勢作られてしまった。そして番組がヒットした結果、登場人物達にも色々な役割が与えられ、彼ら自身のエピソードも色々作られていった。マットによると、番組制作のおりに見ていたSCTV(En)のお笑い番組からこの番組を作り上げるためのヒントを得たという[16]

本作の舞台はアメリカにある架空の街スプリングフィールドである。どこの地方のどの州にあるのかは決まっていないにもかかわらず、熱心なファン達はその場所がどこなのか探すため、街の周りの地形、街の特徴、街の側にある目立つものを手がかりにして街の場所を特定しようと試みた。番組制作陣はスプリングフィールドの位置に関してさらに特定出来ないように回避を試みた[57]。スプリングフィールドという名前はアメリカにおいては結構ありふれた街の名前であり、アメリカの半分以上の州にこの名前の街がある。本作でのスプリングフィールドは、話の都合により街の地理と環境は変動的で、必要とあれば海岸線に砂漠そして広大な農地に高い山など色々なものが街に生えており、話の都合でかわることも多い[58]。マット・グレイニングによると、スプリングフィールドは彼の育った街、ポートランドにそのルーツがあり、2つの街には共通している点がたくさんあると述べている[59]

テーマはお笑いであるが、どの線で笑いをとるかは常に変化している。どんなテーマになろうが、話題の中心には常にシンプソンズがあるようにはしてある[56]。だが、アニメであるというその性質から本作のお笑いの範囲は通常のお笑いよりも大きい。それがゆえ、スプリングフィールドは単なる街としての存在よりも現代社会が直面する数々の問題を探求することの出来る広大なる宇宙として機能を果たしている。例えば、ホーマーが働く原子力発電所を通して視聴者に環境問題に関しての批評を問うている[60]。また、バートとリサの通うスプリングフィールド小学校を通して、教育における問題を投げかけている。巨大なるメディア産業による過激な子供向け番組と彼らの報道姿勢を挙げて、そのあり方を問うてもいる。これは製作者達の自虐的ユーモアを発揮する場として利用されてもいる[61]


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また、評論家たちは番組がやや政治的な路線を打ち出しており、またその路線は左翼的であり、この番組を観た視聴者達がその左翼的偏見に流されていってしまわないかと危惧している[62]。アルによると、自分達の作っているこの番組は政治的にはリベラル的な立場で作られていると述べている[63]

番組の脚本家達は、しばしば進歩的な理想を批評しそれに対する考えを明らかにしている。だが、番組は全ての政治的な事柄を辛目のジョークに変えていく[64]。例えば、政府と巨大企業は一般の労働者達を冷淡に扱う存在として描写されている[63]。このように脚本家達は否定的な目線で全ての権威的な者達を番組で吊るし上げている。シンプソンズにおける政治家とは腐敗し堕落したものであり、ラブジョイ牧師のような聖職者達は教会に通う人々に無関心であり、そして地方警察は役立たずな存在である[65]。番組内では宗教に関することもよく登場している。これまでに主な宗教のほとんどが番組で取り上げられており、そして危機が発生したときにはシンプソン一家がたびたび神に助けを求めているシーンが出てくる[66]

[編集] 番組の特徴

[編集] オープニング

番組の特徴として、番組開始時に流れるオープニングアニメーション(The Simpsons opening sequence)が挙げられる。それは第一回放送「シンプソン家のクリスマス」とハロウィーン・スペシャルを除き、定番となっており、シーズンを経るに連れて若干の変更が行われている。オープニングはまず、本作のタイトルバックからはじまり、そしてスプリングフィールド小学校でバートが教室の黒板に「黒板ギャグ」(Chalkboard gag)と呼ばれている板書をしているところが映し出される。そしてバートが学校から、ホーマーは原子力発電所から、マージとマギーはスーパーから、リサは学校の音楽室から一斉に自宅へと戻り、みんなでソファーに座ってテレビを観るという流れになっている。このオープニングは様々な箇所に小細工が施されており、特にバートが黒板に書くメッセージと家族そろってテレビを観るシーン(Couch gag)は毎回違うものになっている。また、リサが小学校の音楽室から先生に追い出され、部屋を出て行くシーンでのリサがサックスで演奏する曲は毎回違っている。ただし、一部は使いまわししている。なお、初回放送時(シーズン1)とそれ以降のシーズンでのオープニングでは、若干の変更がなされている。変更されているところは、冒頭のタイトルバックをはじめ、最初にホーマーが原子力発電所にいるシーンで彼の背後にいる人物がシーズン1ではサンドイッチをほおばる作業員だったが、シーズン2ではバーンズ社長とスミサーズに変更されており、バートがスケートボードに乗ってバス停の標識を盗むシーンはカットされ、マージが帰宅するシーンで一枚絵にスプリングフィールドの住人達が描かれているシーンが付け加えられてい る。この一枚絵のシーンは映し出される時間がかなり短い。また、リサが自転車で帰宅するシーンも一部カットされている。

このオープニングは番組がシリーズとして開始されたときに、デビット・シルバーマンによって作り出された[67]。オープニング曲は、レトロな雰囲気の曲が欲しいというグレイニングの要望により、1989年にミュージシャンのダニー・エルフマンが作曲した。2日がかりで作り上げられたこの曲は、エルフマンにとってもその経歴の中でも最も有名なものとなっている[68]

[編集] ハロウィーン・スペシャル

ハロウィーン・スペシャル(英語版ではTreehouse of Horror)は本作において年1回放送されるスペシャルエピソードである。このスペシャルは1990年のシーズン2にて初めて放送され、また、通常のエピソードと違いハロウィンの時期に合わせたテーマで3本の独立したストーリーが構成されている[69]。各話はシンプソン一家がホラー、SFあるいは超自然現象な出来事に巻き込まれたりする話となっており、また、ホラー、SFなどにおいて有名な作品のオマージュやパロディが多く含まれている[70]。なお、このハロウィーン・スペシャルは通常のエピソードとは違い、アナザーストーリー的なものとして扱われている。また、クレジットされるスタッフの名前が珍妙なものになっている。

アメリカなどにおいて、このハロウィーン・スペシャルはハロウィンの時期に放送されることになっているが、最近では、フォックスがメジャーリーグのワールドシリーズの放送契約を結んでいるため、ハロウィン以後に初放送されている[71]

[編集] ユーモア

本作におけるユーモアは、全ての世代の視聴者達に楽しめるように、そのユーモアの範囲も幅広く様々な社会事象が番組において引用されている[72]。引用例を挙げると、映画、テレビ、音楽、文学、科学、歴史などの中からその元となるものを引き出している[72]。また、可能な場合はいつも、番組のアニメーターらは番組の中で背景として登場するものや新聞などの小物などに場違いなあるいはユーモラスな文字や身振りによるギャグやジョークをその中にさりげなく仕込んでいる[73]。だが、こういった仕掛けにかならずしも視聴者が気付くわけでもない。こういった仕込みは各所にさりげなくかつシーンが切り替わるときのような一瞬の間に仕込まれているので、視聴者が番組を録画してそれを一旦停止してからやっと気が付くようなものになっている[73]。そういったもののほとんどは英語で書かれており、そのギャグの字幕表示がなされていない場合もあるので注意が必要である。クリスティ・トンプソンはシンプソンにて使用されているユーモアについて「文化的な引用の動揺、故意に矛盾した特徴の描写、テレビ放送協定についての自己反省、テレビ番組の番組としての現状について」などが含まれていると語っている[74]

番組では決め台詞が使用されており、主役および準主役のほとんどは少なくとも決め台詞をひとつ持っている[75]。代表的な例として、ホーマーのいらいらしたときに発する「D'oh!」、バーンズ社長の「エクセレント……」、ネルソン・マンツの「ハッハァー!」などがある。バート・シンプソンのキャッチフレーズとしては、「アイカランバ!(!Ay, caramba!)」、「パンツでも被ってろ!(Eat my shorts!)」、「Don't have a cow, man!」などがあり、番組の初期にこれらの言葉はTシャツに文字として書かれた[76]。しかし、これらの言葉が販売促進などにより一般的になってからは、アイカランバ!以外の2つの決め台詞は使用しないようになった。なお、これらの決め台詞のほとんどは最近のシーズンでは使用されていない。また、こういった決め台詞によるユーモアはシーズン5のエピソード「バートは大スター!!」において、バートがクラスティの番組に出演して、そしてひょんなことから発した台詞「俺はやってないよ!」という言葉が大衆に大受けし、その言葉を言うためだけにテレビ出演する様を描写して、こういった決め台詞だけで成り立つユーモアを嘲っている[77]

[編集] 文化への影響

[編集] 言語への影響

本作から生まれた多くの新語が一般的な言語として取り入れられている[78]。リングイスティック・データ・コーソシアム(En)の理事マーク・リーベルマン(En)は「シンプソンズはどうやら私達の文化の熟語、キャッチフレーズ、およびその他諸々の原文引用の最大級の源として、その役割をシェークスピアと聖書から引き継いだ」と述べた[79]。最も有名なキャッチフレーズは先述の通りホーマーの「D'oh!」、この言葉は現在、かなり知られており、この言葉は現在オックスフォード英語辞典に記載されている。ただし、アポストロフィは省かれている[80]。ダン・カステラネタによるとこの言葉は、アメリカのお笑いコンビ「ローレル&ハーディ」のコメディの初期の俳優だったジェームズ・フィンレイソン(En)がより長くうなるトーンで発音していたフレーズを借りたと語っている。シンプソンズの監督は、カステラネタにこのフレーズの長さを短くするように言い、そして、この言葉は同番組で有名な感嘆句になった[81]。このフレーズは国外のメディアなどでも使用され、2008年のイギリスのテレビシリーズ「ドクター・フー」のエピソードなどこの言葉がホーマーの話題に触れた折にネタとして使われた[82]

また、バーンズの不吉な雰囲気で発する言葉「エクセレント」、ホーマーが勝ったりしたときに発する「ウォッホーッ!」、ネルソン・マンツが誰かを馬鹿にするときに発する「ハァッハー!」、そして、ウィリーがフランス人について書いた言葉「Cheese-eating surrender monkeys」、この言葉は2003年のイラク進攻の提案に対し反対を示したフランスについて保守系のナショナル・レビュー(En)のコラムニストのヨナ・ゴールドバーク(En)がこれを引用している。その後、この言葉は他のジャーナリスト達の間にも広がっていった[83]。また、シーズン7の「伝説の英雄に異議アリ!」において出てきた言葉「Cromulent」は英語辞書の「 Webster's New Millennium Dictionary」に記載されている[84]。さらにシーズン1の「バートは天才?」においてバートが捏造したスクラブル単語「Kwyjibo」はコンピュータ・ワームの「メリッサ」(En)作者の別名の1つとして使用された[85]。また、シーズン5の「ホーマー宇宙へ行く」において、ケント・ブロックマンが発した「私は、私たちの新しい昆虫大君主を歓迎いたします」という台詞が、多くのイベントにおいて、それを評する言葉として、大衆文化に取り入れられた。この言葉は、ユーモアとして使われ、その発言は様々な変形を加えられて、偽りの服従を表すために用いられている[86]。この言葉はニューサイエンティスト(En)などのメディアでも使われている[87]。また、軽蔑的な意味のある単語「Meh」は、番組内で使われることにより、一般的な単語になっていった[88]

[編集] テレビへの影響

シンプソンズは、1970年代のアニメ番組『Wait till Your Father Gets Home』(En)以降のプライムタイムに放送されたアニメ番組で最初に成功した番組である[89]。1980年代のほとんどの間、専門家らはアニメ番組は子供向けのみであるべきと見なしており、また、プライムタイムに放送するに相応しいアニメ番組を制作することは採算的にもあまりにも困難なことであった。だが、本作の登場により、それまでの常識は覆った[51]。韓国にあるアニメスタジオによる着色、撮影などの委託により1エピソードあたりの制作費を安くした。本作の成功と安い生産コストは、各テレビ局にもアニメシリーズを生み出させるように促すきっかけとなった[51]。こうして1990年代にはプライムタイム向けのアニメ番組が次々と開発されていき、『サウスパーク』や『ファミリー・ガイ』、『キング・オブ・ザ・ヒル』、『フューチュラマ』、The Criticなどが誕生した[51]。『サウスパーク』は後に「Simpsons Already Did It(邦題:チン没 カートマン帝国)」にて本作を取り上げ敬意を表した[90]

また、2000年1月9日に本作の放送枠の後に放送された『マルコム in the Middle』(En)のような実写番組にもその影響を及ぼした[8][91]。『マルコム in the Middle』は身振りによるギャグを特徴としており、大抵のコメディードラマにあるような録音された笑い声を使用しなかった。リッキー・ジャーヴェイスは、イギリスの彼のコメディ番組「The Office」にシンプソンズは多大な影響を与えたと述べた。この番組では録音した笑い声のテープが使用されていなかった[92]

[編集] 登場人物

声優に関しては原国版/日本語吹き替え版で表記する。

[編集] シンプソン家とその親類

(en:Simpson family)

ホーマー・シンプソン(en:Homer Simpson)
声:ダン・カステラネタ/大平透
本名はホーマー・ジェイ・シンプソン(Homer Jay Simpson)。主人公。シンプソン家の夫。38歳。後述のハーブ・パウエルの異母弟でもある。家族に対する愛情はとても強く、それを示す行動に出るがほとんど空回りに終わる。
マージ・シンプソン(en:Marge Simpson)
声:ジュリー・カブナー/一城みゆ希
本名はマージョリー・シンプソン(Marjorie Simpson)、旧姓ブービエ(Bouvier)。
バート・シンプソン(en:Bart Simpson)
声:ナンシー・カートライト/堀絢子
本名はバーソロミュー・ジョジョ・シンプソン(Bartholomew Jojo Simpson)。シンプソン家の長男で、10歳の小学4年生。血液型はO Rh-。シンプソン家で、唯一の左利き。好奇心旺盛でイタズラ好きな少年。
リサ・シンプソン(en:Lisa Simpson)
声:イヤードリー・スミス/神代知衣
本名はリサ・マリー・シンプソン(Lisa Marie Simpson)。シンプソン家の長女で、8歳の小学2年生。
マギー・シンプソン(en:Maggie Simpson)
声 - エリザベス・テイラー、ジョディ・フォスター、他/川田妙子→?(劇場版)
本名はマーガレット・シンプソン(Margaret Simpson)。シンプソン家の次女でまだ1歳の赤ん坊。
リサと同じ髪型に青いリボンをつけており、自分の感情をくわえたおしゃぶりの音で表現するという特技を持っており、それが口癖に該当する。それを使って野生のグリズリーとコミュニケーションを取ったことも。1歳過ぎなのであんよはできる。度々危険な目に遭うがその度に上手く切り抜け、滅多に泣かない。
全く愛情が無いと言うわけではないがよく父親のホーマーに存在を忘れられ、ホーマーが「子供は(バートとリサの)2人だ」というシーンがよく見受けられる。
原語版の声優はエリザベス・テイラーやイヤードリー・スミスなどエピソードによってまちまちであり、まだ1歳であるため言葉を話すことはほぼない。大人になった未来のシーンですら誰かに邪魔されて声を聞くチャンスがほとんどないが、一度ホーマーにベッドに寝かせてもらった後、1人になり「ダディ」(日本語吹き替え版では「パパ」)と言ったときと映画のスタッフロールで「続編は?」と喋ったことから少なくとも現時点で多少は言葉を使えるようである。2009年にはジョディ・フォスターが声を演じた。
赤ん坊とは思えないような驚異的な身体能力と知能を持ち、家族の見ていない所では自主的かつ活発に活動している。また、「誰がバーンズを撃ったか?」のエピソードでは偶発的にバーンズを銃撃していたが、後に銃を自由自在に扱えることが判明した(シーズン13「パパは正義の警察官」にて)。
サンタズリトルヘルパー(en:Santa's Little Helper)
声 - フランク・ウェルカー、ダン・カステラネタ
シンプソン家の飼い犬。人の言う事を聞かない時があるバカ犬。もともとはうだつの上がらないドッグレースのグレイハウンド犬で、レースの成績が悪かったために、飼い主に捨てられた所をホーマーとバートに拾われた。スノーボール2世と異様に仲が良く、抱き合ったり毛繕いをし合ったりする(何故か人目をしのぶ)。怒ると凶暴化する。部屋やシンプソン家の物を荒らしたことがある。同じ犬種の彼女がいたことがあり、彼女との間に25匹もの子供がいる。また、ヒバート医師の犬との間に多くの子供を作って、ある理由で、ホーマーに絞められたこともある。
スノーボール2(en:Snowball II)
声 - フランク・ウェルカー、ダン・カステラネタ
シンプソン家の飼い猫。以前に飼っていたスノーボール1世は飲酒運転をしていた市長の弟の車にはねられて死に、それに悲しんだリサのためにホーマーとマージが拾ってきたスノーボール1世にそっくりな猫。人の目の付かない所で玉乗りなどの芸をする癖が有る。1世同様車に轢かれて死んでしまい、3世は毛色が茶色で尻尾が太く、リサが目を離したすきに水槽の金魚を取ろうとして水死。次のそのまた次の猫(5世)にもこの名前が与えられた。なお、天国にいるスノーボール1世の体にはタイヤの跡がついている。3世のあとに飼った4世にはコルトレーンという名前が付いていて、頭の形がバートに似て毛色が白く、リサのサックスに驚いて、二階から転落死してしまった。保健所からも安楽死させたほうがマシとまで言われ落ち 込むリサだったが、ねこおばさんに唐突に猫(スノーボールそっくり)を投げ付けられ、その猫を最初はためらったが、スノーボール2世(2代目)として飼うことにする。
エイブラハム・シンプソン(en:Abraham Simpson)
声 - ダン・カステラネタ/滝口順平
ホーマーの父。愛称はエイブ。本来は割とホーマーに似た性格だったようだが、現在では程度の軽い認知症にかかっており、いわゆる"ボケ老人"のイメージをそのまま具現化したようなキャラクターである。元はホーマー一家と暮らしていたらしいが、数週間で家を追い出され老人ホームに入れられた。寂しさからか、嘘くさい長話をするのでシンプソン家のみんなから疎まれている。退役軍人で、第2次世界大戦中は軍曹としてドイツで戦いヒトラーを狙撃する(部下であったバーンズのせいで狙撃は失敗している)などの活躍をし、勲章を授けられたことがある。大戦中バーンズやウィガム署長の父らとともにヘルフィッシュ部隊に所属している。ドイツ民間人宅で発見した名画の数々をめぐり部隊員と協定を結び、部隊最後の生き残 りとなったエイブとバーンズの間には因縁がある。トイレの発明者でもあり、スプリングフィールドで初のラジオ局を作ったとも語っている。さらに、様々な組合の会員であり、ストーンカッターズという秘密結社の会員であることが発覚する(ホーマーはこのことを知りストーンカッターズのメンバーになる)。ホーマーが原因で腎臓を2つとも失うが、ホーマーの腎臓の一つを移植され一命を取り留める。また、ホーマー同様ピアノを弾くこともできる。
パティ・ブービエとセルマ・ブービエ(en:Patty and Selma)
声 - ジュリー・カブナー/鈴木れい子(パティ)、一城みゆ希(セルマ)
マージの双子の姉で、2人ともヘビースモーカー。2人ともスプリングフィールド車両局に勤めている。セルマは離婚歴が5回あり、相手はサイドショー・ボブ、ライオネル・ハーツ、トロイ・マクルアー、ディスコ・スチュー、そしてエイブラハム・シンプソンの5人である。また、セルマはジャブジャブと言う名のイグアナを飼っている。2人とも『冒険野郎マクガイバー』の大ファン。
小学生の頃からタバコを吸っていたほどのかなりの愛煙家で、今日で地球が終わると街が大騒ぎになったときに二人同時にタバコに火を点け「ガンに勝った」と言った。
モナ・シンプソン(en:Mona Simpson (The Simpsons))
声:マギー・ロズウェル → グレン・クローズ、トレス・マクニール(『ホーマーのヒッピーはつらいよ』のみ)/吉田理保子
ホーマーの実母。ヒッピーで、バーンズの生物兵器の研究所を破壊した容疑で逃亡中だった。ホーマーはエイブに母親はドブに落ちて死んだと聞かされて育った。ホーマーが成人した後に何度か会っているが、シーズン19で死去。
ジャクリーン・ブービエ(en:Jacqueline Bouvier (The Simpsons))
声 - ジュリー・カブナー/鈴木れい子
マージの実母。エイブとバーンズの2人が彼女を巡って争ったことがある。バーンズとの結婚式にエイブが押しかけ、結局どちらも選ばないという決断をする。現在はエイブとは別の老人ホームで暮らしている。
クランシー・ブービエ(en:Clancy Bouvier)
声 - ハリー・シェアラー、ハンク・アザリア
マージやパティ、セルマの父。旅客機の客室乗務員(スチュワード)で、そのことがマージの飛行機恐怖症につながった。故人。
ハーブ・パウエル(Herbert Powell)
声 - ダニー・デヴィート/青野武
ホーマーの異母兄。ホーマーは大人になるまでこの兄の存在を知らされていなかった。外見は髪があって痩せている以外はホーマーと瓜二つであるが、内面は出来の悪い弟と全く正反対で、苦学の末ハーバード大を卒業し、温厚かつ優しく、人柄も良い。デトロイトで自動車会社を経営していたが、ホーマーの存在を知り、シンプソン家をデトロイトに招待した。社運をかけた新プロジェクトをホーマーに任せた結果、発表会を酷すぎるデザインの車で大失敗させたことによって会社を追われ、ホームレスにまで落ちぶれた。後にシンプソン家の支援の下「赤ちゃん言葉翻訳機」の発明に成功し、再び億万長者に返り咲いた。

[編集] スプリングフィールド住民

フランダース家(en:Flanders family)

サウスパークの人々を描く方法を傾く
シンプソン家の隣人。父ネッド、母モード(故人)、長男ロッド、次男トッド。
クインビー市長(en:Joe Quimby)
声 - ダン・カステラネタ/辻親八
スプリングフィールド(en:Springfield (The Simpsons))の市長で、それを主張するタスキを常に身に付けている。不正蓄財をすることもしばしばで、市長の権力を使い女性を口説くことも。民主党所属。口癖は「クインビーに一票を」。クインビーは常にこの口癖を言う機会を狙っていて、ホーマーにモーテルで愛人と一緒にいるのを見られたときでさえ、この口癖を言ってしまうほど。
クインビーのモデルはテッド・ケネディーを中心としたケネディー家の政治家たちで、英語版の声はアイルランド系であったケネディー元大統領を連想させるようアイルランド系のアクセントを含むものとなっている。
クインビーの名前の由来はマット・グレイニングの出身地であるオレゴン州ポートランドのノースウェスト・クインビー・ストリートに因んでおり、「トムとジェリー」の制作者であるフレッド・クインビーにも敬意を表している。
クランシー・ウィガム(en:Clancy Wiggum)
声 - ハンク・アザリア/島香裕 → 中村大樹
スプリングフィールド市警の署長だが、無能で非常にいい加減。汚職や職権濫用にも無頓着。しかし童顔でなんとなく憎めないキャラクター。ラルフの父。
サラ・ウィガム(Sarah Wiggum)
声 - パメラ・ヘイデン/大塚瑞恵
ウィガム署長の妻でありラルフの母。未来の話では夫と離婚している。
バーニー・ガンベル(en:Barney Gumble)
声 - ダン・カステラネタ/広瀬正志、石丸博也
ホーマーの幼馴染で、現在は飲み友達。アル中でいつもモーの店にいる。本来はハーバード大学を目指すほど優秀だったが、ホーマーに酒を勧められ、それに溺れてしまった。たまに中毒症状が治まると一変、有能な姿を現す。歌唱力の面で右に出る者はいない。
げっぷをよくしているがそれは遺伝のようでしかも優性形質の模様。
モー・シズラック(en:Moe Szyslak)
声 - クリストファー・コリンズ(『子守のおばちゃま』のみ)、ハンク・アザリア/稲葉実
ホーマーたちの行きつけのバー「モー・タバーン」(en:Moe's Tavern)を経営する、陰険で不細工な独身中年。だが飼い猫を溺愛したり、朗読ボランティアに参加するなど心優しい一面も垣間見せる。バートのいたずら電話の格好の標的であり、その度にひっかかって客の前で恥ずかしいことを言わされる。
女性との交際を切望しているが、その試みはいつも失敗に終わっている。またマージに気がある素振りもよく見せる。
子役経験、ボクサー経験などがあり、イタリア系移民であることもほのめかされる。経営の立て直しのために度々店を改装しては失敗し元に戻している。
ヒバート医師(en:Julius Hibbert)
声 - ハリー・シェアラー/青森伸
大病院に勤務するジョンズ・ホプキンス大学医学部卒の医師。シンプソン家の加入する医療保険での指定医。人格円満でそつがない。いつも冗談を言っては一人で笑っている。意味の無いところで、いきなり笑い始めるのが特徴。黒人。回想シーン登場時には髪型が毎回違う。45歳。共和党員。メンサに入会している。スノーボール二世を引き殺してしまったのも彼である。シリーズ初期ではハーバード大卒という設定だった。(シーズン2エピソード23で言明がある)
ニック・リビエラ医師(en:Dr. Nick Riviera)
声 - ハンク・アザリア/飛田展男、広瀬正志
不正規な治療をもっぱら行うノリのいい開業医。保険外で危なっかしいが、廉価でかつ融通を利かせた治療をしてくれるのでいろいろ重宝する。移民出身。メイヨー通信教育医学コース卒。おそらく正規の医師ではなく手術前に外科手術教材ビデオを見ている。偽医者、ヤブ医者の設定で度々登場。複数の医療訴訟を抱えておりたいてい窓から逃げる。なぜか通販番組のリポーターとしてもよくテレビに登場する。
ティモシー・ラブジョイ牧師(en:Reverend Lovejoy)
声 - ハリー・シェアラー/目黒光祐
教会の牧師。神学校を出てスプリングフィールに赴任して来た当時はやる気に満ちあふれていたのだが、なにかにつけて相談をしてくるフランダースのせいで熱心さが無くなってしまい日曜日の礼拝の説教は退屈で終わった途端に信徒たちが逃げ出すほど。それでも読書会や夫婦仲改善セミナーなどのチャリティを開催している。一人娘のジェシカを溺愛しておりジェシカの言うことはなんでも信じる。鉄道模型が趣味でクリスマス礼拝よりも鉄道模型の修理を優先させるという熱狂ぶり。
ヘレン・ラブジョイ(en:Helen Lovejoy)
声 - マギー・ロズウェル、マーシャ・ミッツマン・ガヴァン(シーズン12のみ)/さとうあい
おしゃべりで有名なラブジョイ牧師夫人。ゴシップが好き。夫とともにヒバート医師夫妻とポーカーをしていたり、マージを投資サークルから追い出したり意外と不真面目で意地悪。
アプー・ナハサピーマペティロン(en:Apu Nahasapeemapetilon)
声 - ハンク・アザリア/広瀬正志
インド出身のヒンドゥー教徒。Caltech出身(カルカッタ工科大学であって、カリフォルニア工科大学ではない)。
酷いインド訛の英語を話す、クイックEマートというコンビニの店主。店は頻繁に強盗(主にスネーク)に襲われ、悪ガキたちに万引きされている。
積極的に表記のごまかしやぼったくりを行うちゃっかり者だが、哲学の博士号の持ち主で頭脳は明晰。許嫁である妻のマンジューラとの間にたくさんの子供がいる。
リサ同様ベジタリアンであり、店の屋上に農園を持っている。ポール・マッカートニー夫妻とはベジタリアン仲間であり、ビートルズ時代にインドに瞑想の旅に出かけ、現地で出会って以来の付き合い。彼らがスプリングフィールドを訪れるときは必ずアプーの農園に立ち寄っているという。愛車はポンティアック・ファイヤーバード。
ライオネル・ハーツ(en:Lionel Hutz)
声 - フィル・ハートマン/石丸博也
自称弁護士。勝てそうにない裁判で度々トイレに行ったり逃げ出そうとしたりする無責任な性格。捨てた書類を人目につかないように神経質になったり、書類を燃やしたりと陰で何をしているか分からない。後に不動産業も始める。原語版声優であるフィル・ハートマンが死去したため、登場しなくなった(モブキャラとして背景に写っていることはある)。
コミックブックガイ(en:Comic Book Guy)
声 - ハンク・アザリア/青森伸
マンガやアニメ関連グッズを扱う店の主人。オタク中年。40代半ばまで童貞だった。本名はジェフ・アルバートソン(Jeff Albertson)。
フリンク教授(en:Professor Frink)
声 - ハンク・アザリア/飛田展男
IQ197のマッドサイエンティスト。いつも素晴らしい発明をしているがドジを踏み、できる人といった感じがない。アープーの師でもある。メンサに入会している。
アグネス・スキナー(en:Agnes Skinner)
声 - トレス・マクニール/鈴木れい子
シーモア・スキナーの母。何かにつけては息子を家に呼び戻す。しばし、スキナー校長に理不尽な命令をする。
モグラ男(en:Hans Moleman)
声 - ダン・カステラネタ/朝戸鉄也
いつも悲惨な目に遭う不遇の男性。ネタでバートの替わりにシンプソン家の養子になったことがあった。
ホーマー曰くピーナッツみたいな味がする。外見は老人のようだが、実年齢は31歳である。職業は大型トレーラーの運転手で事故をよく起こすが原因はたいていシンプソン家がらみ。
ドクターモンロー(en:Marvin Monroe)
声 - ハリー・シェアラー/富田耕生
作品序盤にしばしば出演した精神科医。彼の治療はシンプソン家には全く逆効果だった。シーズン11に墓が登場するなど、長らく死亡していたことになっていたが、マージが小説を出版したときにサイン会に現れた。「今まで何をしていたの?」とのマージの問いに「病を患っていた」と答えた。
ジェバダイア・スプリングフィールド(en:Jebediah Springfield)
声 - ハリー・シェアラー
スプリングフィールドを建設し、スプリングフィールド最初の病院を泥と木で造ったとされる歴史上の英雄。アライグマの帽子を被り、素手で熊を絞め殺したという伝説を持つ。広場には街の象徴として彼の銅像があり、今もスプリングフィールドで絶大な人気を誇るが、実像はワシントンをも狙った海賊だったことをリサは知った。開拓伝説批判の文脈で登場する。バートは像を破壊したことがある。
アキラ(Akira)
声 - ジョージ・タケイ→ハンク・アザリア/伊藤栄次
日系人青年。空手道場の師範で"ハッピー・スモウ"という寿司レストランに勤務。彼の道場には日本語が書かれた掛け軸が掛けられている。
ルー(Lou)
声 - ハンク・アザリア/伊藤栄次
ウィガム署長の部下の黒人警官。大卒。離婚歴がある。ガンマニアで射撃の腕前も確か。自宅では全裸で過ごしているらしい。
ハーマン(Herman)
声 - ハリー・シェアラー/千葉繁 → 辻親八
ミンタリー・アンティーク・ショップの経営者。片腕がない。前述のように片腕はないが軍隊経験は一切なく単なるミリタリーマニアで、店は老人たちのたまり場と化している。
ジャスパー(Jasper Beardley)
声 - ハリー・シェアラー/青森伸
老人ホームでエイブラハム・シンプソンとよく一緒にいる禿頭で長い髭の老人。やはり認知症気味でトラブルメーカー。退役軍人で片足は義足。常に銃器を携行している。
クレタス(en:Cletus Spuckler)
声 - ハンク・アザリア/朝戸鉄也
スプリングフィールの町外れのあばら屋に住んでいる。小規模ながら農業や酪農を営んでいるが生活は貧しく、訪ねてくる人にショットガンをちらつかせて物をねだる。定職にもつかず、やたらに子だくさんでアメリカの典型的ホワイトトラッシュを具現化している。シーズン8「マージのビジネス修行」では29人、現行のエピソードでは44人の子供がいる。
船長(Captain McAllister)
声- ハンク・アザリア、ハリー・シェアラー/青森伸
シーフードレストランさまよえるオランダ人のオーナー。エピソードによりマリングッズや錨専門店を開いていたり、実際に貨物船の船長だったりする。自宅はボートハウス。なんと両目が義眼。
猫おばさん(en:Crazy Cat Lady)
声- トレス・マクニール
スプリングフィールドの町中に出没し奇声を発しながら住民に猫を投げつけてまわる謎の女性。老けて見えるがホーマーやマージと同年代で、若くしてイェール大学法学部を卒業し将来を嘱望されていたがアルコールで身を持ち崩し現在にいたる。リサが飼っている現在のスノーボール二世は猫おばさんから貰った。

[編集] スプリングフィールド小学校

(en:Springfield Elementary School)

シーモア・スキナー校長(en:Seymour Skinner)
声 - ハリー・シェアラー/青森伸
本名はアーミン・タムザリアン。44歳。バートとリサが通う小学校の校長。学校を理性ではなく力によって取り仕切っているが、彼がいなくなったときに意外とまともに働いていたことが判明する。2人で暮らす母親には頭が上がらず絶対服従。実は本物のシーモア・スキナー(声 - マーティン・シーン/宝亀克寿)なる人物が存在しており、ベトナム戦争のおり入れ替わってしまった。避難訓練、学校のシンボル像磨き、(バートの)居残り時間の計算以外は校長室にいる。グリーンベレー所属経験あり。他の先生やウィリーからマザコンのホモセクシュアルと噂されている。ホーマーらと床屋音楽グループ「ビー・シャープス」を組んだ。エドナ・クラバッペルと付き合い始める。ちなみにエドナと付き合うまで童貞だった。メンサに入会している。バートやネルソンらのいたずらで酷い目に遭い「嘘だ!」と叫ぶのは本作のお約束の一つ。
チェルマーズ教育長(en:Superintendent Chalmers)
声 - ハンク・アザリア/朝戸鉄也
スキナーの上司にあたり校長人事権を握る。登場するときは必ずスキナーをどやしつける。スキナーは常に彼の影におびえており、チェルマーズが現れると息を潜める。問題が起きないように事前にバートやネルソンなどの問題児を呼び出し閉じ込めたことも。チェルマーズがスプリングフィールド小学校の査定の良判定を下す直前に学校の問題が発覚するのが恒例。スキナーの母親と交際中。愛車は中古のホンダアコードで、これはアメリカの教育関係者の給料があまり高くないことに対する皮肉である。
エドナ・クラバーペル(en:Edna Krabappel)
声 - マーシャ・ウォーレス/巴菁子
バートの担任。初期は教師らしい厳格な正確だったが、次第に男に騙されやすい年増女性となっていき、校長のスキナーとしのぶ仲になったり、ライオネル・ハーツに貢がれたりと散々な目に合ってふてくされ気味。虎の巻をなくすと教えられない。意外なことに大学院卒で児童教育学の研究で修士号を得ている。
エリザベス・フーバー(en:Elizabeth Hoover)
声 - マギー・ロズウェル、マーシャ・ミッツマン・ガヴァン(『三部作! 親指物語』のみ)/さとうあい
リサの担任。エドナ同様に仕事はいい加減。発達障害児のラルフに対しても極めて冷淡。
ミルハウス・ヴァン・ホーテン(en:Milhouse Van Houten)
声 - パメラ・ヘイデン/飛田展男
バートの友人の少年。頭髪も眉毛も青いのが特徴。バート同様にいたずら好きだが気は弱く、ネルソンの格好の標的。リサが好き。両親は離婚していたがのち再婚。FBIに追われている。当初は優等生だったが、シーズンが進むにつれてバートと同様勉強のできない子になっていった。バートが1年生のときの資料には同性愛者と書かれていた。
ネルソン・マンツ(en:Nelson Muntz)
声 - ナンシー・カートライト/安西正弘(シーズン6まで) → 桜井敏治(シーズン7から)
バートのクラスメートのいじめっ子。落第して4年生をやり直しているため、他のクラスメートより1歳年上。リサの初恋相手。ときに知的な発言をする。乱暴な性格ではあるが、自分の非を認めることもある。「ムーン・リバー」で有名なアンディ・ウィリアムスのファンであったり、ディズニーワールドで撮ったシンデレラ姫とのツーショット写真を宝物にしているなど、少し変わったところも。家庭科が得意。口癖は「ハッハ〜」(様々なパターンがある)
マーティン・プリンス(en:Martin Prince)
ルシー・テイラー/安達忍
バートのクラスメートのいじめられっ子。IQ216の超天才児。リュートを弾く。クラスの皆に笑われて馬鹿にされていたのを、自分が人気者であると勘違いしていた。勉強オタク。一度遊び・いたずらの楽しさに目覚めおかしくなった。
ラルフ・ウィガム(en:Ralph Wiggum)
声 - ナンシー・カートライト/真柴摩利
リサのクラスメートで軽度の知的障害児。糊やクレヨンなどを平気で口にしてしまう。学習面に関してもクラスで最低レベル。彼にだけ見える妖精にそそのかされ自宅に放火しようとしたことも。ウィガム署長の息子。劇でジョージ・ワシントンを演じた際、周囲からその演技が褒められるなど、意外な才能が時折、垣間見られる。
オットー・マン(en:Otto Mann)
声 - ハリー・シェアラー/安西正弘 → 桜井敏治
スプリングフィールド小学校のスクールバスの運転手。バートが格好良いと思う唯一の大人。「絶対に故意に事故は起こさない」が信条だが何度も事故を起こしている。ただし死者は出しておらず、それを誇っている。実は無免許だったことがバレていしまい運転手をクビになるが、セルマとパティーの尽力で免許を取得している。休みの日には採血員のアルバイトをしている。特技のエレキギターはかなりの腕前。とあるエピソードでブラウン大学出身であることが判明する。
ウィリー(en:Groundskeeper Willie)
声 - ダン・カステラネタ/目黒光祐
用務員。スコットランド系移民の相当時代がかったステレオタイプ。激情家で、激しい悲嘆を表現する際に着衣を引き裂く。校長のスキナーには、殺意を抱いたり、陰口を叩くこともあれば、愛情にも似た感情を抱いているような発言をするなど、常に一定ではない。
ジンボ(en:Jimbo Jones)
声- パメラ・ハイデン、トレス・マクニール/飛田展男
スプリングフィールド小学校の上級生でいじめっ子たちのリーダー格。飲酒・喫煙・恐喝・暴行・窃盗など素行が悪くバートと並んでスキナー校長に目をつけられている。普段着は常にニット帽とスカル柄のTシャツ。殴り返されたりすると泣いてしまったり、自警団を結成したホーマーを尊敬してしまったりと子供らしい一面も見せる。バートからカツアゲした小切手から本名がJames Jonesであると判明している。家は裕福らしいのだがシリーズ初期では父親がみすぼらしい服装でモーの店にいたりと一定でない。
ドルフ(en:Dolph Starbeam)
声 - トレス・マクニール/中村大樹
いつもジンボと一緒にいる髪の長い無口な不良。バートから宿題を取り上げて作文を書いたり、絵心があったりと意外と勉強が出来る。モデルは原作者マット・グレイニングの友人で同じ名前のクラスメイト。
カーニー(en:Kearney Zzyzwicz)
声 - ナンシー・カートライト/桜井敏治
ジンボと一緒にいるスキンヘッドの不良。スプリングフィールド小学校に通っているが既に成人しており子供もいる。(ただ一度、クイックEマートで偽身分証を提示して葉巻とビールを購入しようとしてアプーに咎められているが)モーの店の常連でもある。学校には自動車で通学しており愛車はヒュンダイの乗用車。スプリングフィールドの教会委員会メンバーでもある。

[編集] スプリングフィールド原子力発電所

(en:Springfield Nuclear Power Plant)

チャールズ・モンゴメリ・バーンズ社長(en:Montgomery Burns)
声 - クリストファー・コリンズ →ハリー・シェアラー/北村弘一 →小形満(劇場版)
ホーマーが勤める原子力発電所の社長。原発のもたらす環境汚染には全く無関心な守銭奴で極悪人。部下・外国人労働者達に人権を認めず、労働者を法外な給料で働かせる・放射能廃棄物を垂れ流す・発電所内の設備をケチると言ったこともしばしば。二重帳簿を用いて脱税もしている。元は優しい子供だったがひねくれて無情な億万長者バーンズ家(実は祖父だった)の養子として入って以来、今の性格になってしまった。しかし、自分を助けた人物には、それ相応の計らいをしたり、庶民の生活を満更でもなく謳歌した時など、人間臭い部分を見せることもある。第2次大戦中の階級は一等兵で、エイブラハム・シンプソンの部下だった。学生時代は大学フットボールのスタープレイヤーだったが、現在はそよ風で吹き飛ばされるほ� �体が弱い。身の回りの世話を含めほとんどのことをスミサーズにやらせている。何度もホーマーに会っているのに全く覚えていない(しかし、ごくまれに名前を覚えており、呼ぶ時がある)。マギーに銃で撃たれたことがある。選挙操作や八百長野球もする。たくさんの病気をわずらっているが、それらが均衡を保っているため健康でいられる。隠し子である息子(日本語版の声:塩屋浩三)が一人いるが、性格は父と180度違い、ホーマーとやけにウマがあった。自身の年齢は100歳を超えているらしいが、母がまだ生きていて、電話を掛けてくることもある(スミサーズは母親をうまく言いくるめて電話を取り次がせないようにしているらしい)。ジョージという名の弟がいる。共和党員。イェール大学OBで他の大学、とくにハーバード大を毛嫌� �している。口癖は「素晴らしい(エクセレント)」。ドイツ語が堪能。
ウェイロン・スミサーズ(en:Waylon Smithers)
声 - ハリー・シェアラー/目黒光祐
バーンズの秘書。年は40代前半。バーンズの部下で原発事故を命と引き換えに防いだ技術者の忘れ形見。公にはしていないがホモセクシャルで、ゲストにその手のキャラが出てきた場合に絡むことが多く、バーンズには片想い状態。モーが自身の店をゲイバーに改装した際には店の経営に携わったこともある。基本的に常識人で善人だが、バーンズのためならあくどいことでも平然とやる。女の子に人気のファッションドール、マリブ・ステイシーのコレクター。昔は結婚して奥さんもいたようだが、あまりにスミサーズが仕事のことばかりを考えているので離婚。レギュラー放送開始当時の数話のみ明らかに黒人として描かれている(肌が黒い)。
レニー(en:Lenny Leonard)
声 - ハリー・シェアラー/朝戸鉄也
ホーマーの同僚で、37歳、未婚。カールといつも一緒にいる、ゲイの噂あり。意外なことに核物理学の博士号を持っている。米国ライフル協会のメンバーでもある。未婚にもかかわらず、「妻がミスコン優勝者である」などと、ウソを付くこともしばしばある。バーンズやホーマーのいたずらで片目をしばし痛める。
カール(en:Carl Carlson)
声 - ハンク・アザリア/辻親八
ホーマーの同僚で、レニーといつも一緒にいる。仏教徒。黒人。既婚。修士号を持っている。原発の労働組合の委員長。本人は否定しているがヒップホップダンスとバスケは得意。現在では見られないが初期のころはホーマーやレニーの上司という設定で会社やバーンズ社長の悪口をたしなめる役だった。
三つ目の魚(Three-eyed fish)
初登場エピソード - ヒーロー誕生(シーズン1)
原子力発電所付近に生息する原子力発電所からの有毒廃棄物が原因で突然変異した三つ目の魚。原子力発電所の庭園の池に生息する物など数匹の個体が存在している。「バーンズ知事選に出馬!!(シーズン2)」では池でバートに釣り上げられ、ニュースになった。この個体はバーンズがブリンキーと名付けて飼っていたが、後にマージに調理され、バーンズの夕食に出された。

[編集] メディア関係者

クラスティー(en:Krusty the Clown)
声:ダン・カステラネタ/島田敏
人気コメディアン。子供番組のスターでバートが尊崇する。道化師スタイルの顔は実はノーメークだが、ごく初期のエピソードではメイクを取るシーンがあり、その素顔はホーマーに酷似している。クラスティー人形などの関連グッズによる商売に余念がない。以上のような表の顔の一方で私生活では数々の女性に産ませた婚外子は数知れないが、同居する家族はなし。ポルノに目がない。心臓にペースメーカーを埋め込んでいるので胸に大きな手術のあとがある。三つ目の乳首があり、その隣には牛の頭蓋骨の痣がある。文字が読めない。ユダヤ人。父親(声 - ジャッキー・メイソン→ダン・カステラネタ/北川勝博)はユダヤ教のラビでクラスティーがコメディアンになったことで絶縁状態にあったが、リサとバートの尽力で和解した。普段の言動から、軽薄な人物に見えるが、湾岸戦争の女性兵士との間に生まれた娘に対して、愛情を示したこともある。バートのことはバーンズのホーマーへの意識同様、常に覚えていない。共和党員。本業の他に複数のサイドビジネスを展開しており、中でもハンバーガーショップ「クラスティバーガー」は作中ではマクドナルドより有名という設定。
イッチー&スクラッチー(en:The Itchy & Scratchy Show)
声 - ダン・カステラネタ/紗ゆり(イッチー)
声 - ハリー・シェアラー/飛田展男(スクラッチー)

ネットワーキングdesavitarは何ですか?
本作の世界で放送されている『トムとジェリー』のパロディーのネズミとネコが主人公のアニメーション。バートとリサのお気に入りのアニメ。残虐な内容で、毎回様々な方法でスクラッチーが殺される。当初はスクラッチーしか出てこない全く面白みの無いアニメだったが、イッチーの登場により現在のスタイルになった。テレビの中の暴力というようなエピソードのときにやり玉に挙げられる。一度だけイッチーが倒されるというエピソードがあったが、バート達は見逃している。
サイドショー・メル(en:Sideshow Mel)
声 - ダン・カステラネタ/広瀬正志
フルネームはメルヴィン・ヴァン・ホーン。クラスティの番組で助手をしている人物。サイドショー・ボブが逮捕された後にボブの後任に選ばれた。彼はコーネル大学を卒業しており、またファーストフード店「Gulp'n Blow」の元従業員でもある。プレステジャス・スプリングフィールド・エンターティナー・オブ・ザ・イヤーの受賞者となったときに、称賛の嵐にすっかりご機嫌となった彼は調子に乗って笑いを取るためにとんでもない振る舞いをし、そのときの気分について彼はヘロインを打ったときのそれと比較している。クラスティの番組においての彼の演技はボブの様にカメラ目線でスライドホイッスルを吹くことである。普段の彼は大げさな感じの口調で喋る[93]。プードル犬を飼っている。頭の髪に付いた骨については、シーズン7の「スプリングフィールドに関する22の短いフィルム」にてリサの髪に付いたガムを取る際に、髪から骨を外すことは出来ないと述べている。しかし、以後のエピソードでは度々頭の骨をとることがある。最近ではテレビ出演よりもっぱら暴動を煽動する役で登場。
トロイ・マクルアー(en:Troy McClure)
声 - フィル・ハートマン/島田敏
往年は若者から支持されていたが今はTVショッピングの司会やリゾートホテルの施設案内ビデオなどに出演している俳優。「私はトロイ・マクルアー。〜に出ていたあのトロイです」が決めゼリフ。原語版声優であるフィル・ハートマンが死去したため、登場しなくなった。
ケント・ブロックマン(en:Kent Brockman)
声 - ハリー・シェアラー/糸博
地元テレビのメインニュースキャスターだがバラエティー番組の司会などもこなす。なんでもないことでもニュースに仕立てる能力がある。生のニュース映像を宇宙からの虫の侵略と勘違いして「わたくしとしては新たな虫の支配者を歓迎いたします」と"侵略者"に媚びようとする発言をした。この発言の「虫」の部分を様々に入れ替えたフレーズが現実世界のアメリカにおける政治風刺コメントで用いられるようになった。思想信条はアメリカのニュースキャスターにありがちな右寄り。現場リポーターのアーニー・パイとしょっちゅうケンカになる。
レニエル・ウルフキャッスル(en:Rainier Wolfcastle)
声 - ハリー・シェアラー/目黒光祐、島田敏、青森伸
本作世界の人気俳優。「マクベイン」という映画で一世を風靡し、大富豪となった。しかし、最近では出演作が少なくなり、オファーがきたとしてもB級映画やチョイ役ばかりで、困っている。共和党員。映画撮影では酷い訛りを何度もトレーナーに注意される(日本語吹替えも東北弁になる)。アーノルド・シュワルツェネッガーのパロディキャラクター。
ダフマン
声 - ハンク・アザリア/青森伸、石丸博也
ホーマーの好物であるダフビール(en:Duff Beer)の宣伝キャラクター。アメリカ各地のバーを宣伝用の大型トレーラーや飛行船で廻っており、モーの店にも来た。飲酒運転根絶も唱えており運転する者にはダフビールを薦めない。

[編集] 悪人・犯罪者

サイドショー・ボブ(en:Sideshow Bob)
声 - ケルシー・グラマー/村山明
本名:ロバート・アンダーダンク・ターウィリガァー(Robert Underdunk Terwilliger)。 元クラスティーのアシスタント。クラスティーを強盗犯に仕立て上げ、クラスティーの後釜に収まろうと画策するがバートに見破られ逮捕された。そのためバートのことを逆恨みしており、命を狙い続けている。以降シーズンごとに出所しては捕まるの繰り返し。セルマに恋をして、結婚した事があり、後にセルマをガスで爆殺しようとしたが、見破ったバートにより阻止され、それを知ったセルマに別れをつけられ、駆けつけた警察に逮捕された。一度は本気で更生したが、今度は弟のセシルが犯罪を企て、それをバート、リサと共に阻止するが、共犯と疑われ逮捕されてしまう。天敵は熊手であり、バートには天敵は自分だと思われていたが、「お前だけが私の人生じゃない」、と否定している。得意技は人間大砲。自分の声が良いこ� ��を自覚している。シリーズ17より家族でシンプソン家抹殺を計る。
ファット・トニー(en:Fat Tony)
声 - ジョー・マンテーニャ/津田英三
スプリングフィールド・マフィア(en:Springfield Mafia)のボス。部下ともどもイタリア系アメリカ人のステレオタイプとして描かれる。本名はマリオンというが必死に隠している。バートを見込んでいてマフィアの一員にしようと企んでいる。いつも連れている二人の子分はポニーテールで外科医のレッグス(声 - ハンク・アザリア→Karl Wiedergott/ 北村弘一、他)とパーマ頭でナイフとタップダンスが得意なルイ(声 - ハリー・シェアラー/ 辻親八、島田敏)。シーズン18で登場したトニーの息子はマイケル。
スネーク(en:Snake Jailbird)
声 - ハンク・アザリア/安西正弘 → 桜井敏治
強盗をする前は、考古学者だったが、スプリング・フィールド博物館に金貨を寄贈しようとしたが、モーに盗られ、それ以来強盗を始めた。
中年のチンピラで、稼業は主に強盗。刑務所にいるか、脱獄して強盗をするかのどちらかの生活をしている。

[編集] ゲスト有名人

数多くの有名人がゲストで招かれ、本人役や架空の人物役の声優として出演している。(カッコ内は出演エピソード)

[編集] 出演予定のゲスト

シンプソンズ製作者達には今後のゲスト出演のスターのブックリストがあり、主役級のスター達が勢揃いしている。

[編集] 日本での放映およびキャラクター活用

日本ではWOWOWにおいて1992年9月から2002年9月までに年間約20話のペースでシーズン12までが放送された。なお次回予告は、FOXでは次回のハイライトをそのまま流しているが、日本の主音声では独自のBGMにリサのナレーションが入る形になっている(副音声ではFOXのものを流している)。

2004年1月からは放送局をFOXチャンネルに移してシーズン13以降が放送、また、FOXチャンネルでもシーズン1からの放送がされた。

2008年10月からは系列局のFOXムービーに放送局が移り、2008年2月5日からシーズン15を放送開始。なお、シーズン14までは「吹き替え版」を放送していたが、シーズン15からは「字幕版」での放送となっている。2009年2月からはFOX MOVIES(旧:FOXムービー★SF&ホラー)で「大人気TVシリーズの全シーズンが見れる!!」のCMの中でバートが登場。2010年3月からFOX MOVIESでシーズン17を字幕版で放送開始。2010年8月からは、再びFOXチャンネルに戻って放送中。

その他、一部地上波テレビ放送(tvk、サンテレビジョン、KBS京都テレビ、MXテレビ、テレビ信州、北海道テレビ放送、サガテレビなど)でも放送された。日本では2000年から2002年にサントリーのC.C.レモンのキャンペーンキャラクターとして採用された。2007年11月21日には映画「ザ・シンプソンズMOVIE」のコラボ商品でミスタードーナツの「ふわふわモンブラン」のコラボCM「ふわふわモンブラン・小さな幸せ編」にシンプソンズファミリーが登場(台詞はホーマー(大平透)とバート(堀絢子)だけ)。2007年12月12日にはミスタードーナツからコラボ企画第2弾として「ザ・シンプソンズドーナツ」が発売され(味はミックスベリーフレーバーとバナナフレーバーの2種類)、コラボCM第2弾「お口の中は篇」では相武紗季の友人役の沢井美優の口の中 にホーマーが登場した(声はホーマー役ダン・カステラネタで、これは原語版流用)。

さらに短編アニメ放送開始より20周年を迎えたことを記念して長編アニメ映画『ザ・シンプソンズ MOVIE』(The Simpsons Movie)が2007年7月27日から27日にかけて全世界で劇場公開され、約5億2620万USドルの興行収益を稼いだ。

日本では2007年12月15日から公開されたが、吹き替え版の声優はテレビ版と異なっている。なお、DVDでは劇場版とTVシリーズの声優陣による吹き替え音声が収録されている。

[編集] 日本では諸事情で視聴できない作品

何らかの理由で日本での放送を見送られた、あるいはFOXチャンネルでの放送を飛ばされたエピソードが複数存在する。

現在日本で視聴出来ない作品
  • Thirty Minutes Over Tokyo(season10)
Thirty Minutes Over Tokyoを参照。
  • Little Big Mom(season11) - ハンセン病をネタにするシーンがある。

以下の作品はFOXチャンネルでは放送されないが、DVDには収録されている。

  • Stark Raving Dad(season3)「マイケルがやって来た!」
  • When Flanders Failed(season3)「ホーマーの願い事」
  • Another Simpsons Clip Show(season6)「恋の思い出は辛すぎて」
  • A Star is Burns(season6)「スプリングフィールド映画祭」
  • Round Springfield(season6)「伝説のジャズマンよ 永遠に」
  • バートの声を演じているナンシー・カートライトは当初リサの声を演じるつもりだった[95]
  • 登場人物の名前の多くは原作者マット・グレイニングの家族や親戚から付けられており、ホーマーとマージは彼の両親、リサとマギーは彼の妹の名前である[96][97][98]。グレイニングに息子が生まれたときもホーマーと名づけた[99][100]
  • 日本では『世界まる見え!テレビ特捜部』で『アメリカのちびまる子ちゃん』として紹介されたことがある。
  • 同じくアメリカで放映されているアニメ、『ファミリー・ガイ』とはいくつかのシーンが共通していると指摘されている。
  • 世界で600人以上ものライセンシーがいる。

[編集] アーケードゲーム

『ザ・シンプソンズ』(The Simpsons) はコナミより1991年に発売されたアーケードゲーム。同名のアニメを原作とするベルトスクロールアクションゲームで、同年にはMS-DOSにも移植された。主人公はホーマー、マージ、バート、リサの4人。筐体によって2人同時プレイ、または最大4人同時プレイが可能。プレイヤーは上記の4人から一人を選択する。キャラクターによって攻撃方法が異なる。

シンプソンズの独自の絵柄が再現されており、拡大縮小機能を使った演出も絶賛された。


ストーリー
ここはとある原子力発電所のある街スプリングフィールド。ある日、シンプソン一家は宝石店に押し入るギャングと出会ってしまう。ふとしたはずみでマギーがおしゃぶりの代わりに宝石を口にしてしまう。ギャングはマギーをさらっていってしまった。シンプソン一家は大事なマギーを助けるためにギャングの後を追う。

[編集] その他のゲーム

  • 上記スーパーファミコン版とほぼ同内容。プレイヤーはバートを操作してミニゲームをクリアしていく。MD末期に登場したためか流通量が非常に少なく、現在入手は非常に困難である。
  • この作品のゲーム内容はゲーム集である。この作品のゲームギア版の日本版は「バートワールド」という名前でアクレイムジャパンから発売された。
  • 日本未発売。ゲーム内容はアクションゲームである。ゲーム中にプレイヤーキャラクターであるバートがサングラスをかけることができ、サングラスをかけるとゲーム画面に出ているキャラクターが宇宙生物かどうか見分けることができる。
  • この作品のゲーム内容は3Dアクションである。最近のハードほぼ全てにリリースされている。日本未発売。だが、PSPなどのリュージョンフリーのハードもあるので日本でもプレイは可能である。大体どのハードでも3Dアクションだが、DS版のみ2Dアクションとなっている。ハードによって敵の数が違う。
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[編集] 関連項目

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